イル・カント・デル・マッジョ
2014年 09月 19日
本日の南森ぱとろ~るは、京都のトスカーナでお肉の饗宴「イル・カント・デル・マッジォ」です。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者を囲んでのトスカーナ郷土料理ディナーに参加してきました。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで知られるブドウ品種、サンジョベーゼ・グロッソに合わせた料理の品々となります。
1)アンティパスト:
脾臓のクロスティーノ
ポルペッテ・フリッテ
自家製生ハム
クロスティーノは内臓らしい苦味とコクがありました。ポルペッテ・フリッテはミンチが大部分なコロッケ、ここは普通。塩気がビシッと効いた生ハムはラルドっぽいところもあり好みです。
さぁ、肉の饗宴がスタートです。
2)セコンド:
パッパルデッレ、ウサギのスーゴで
ウサギのスーゴ、野性味は感じられませんでしたが、ソースに肉の旨味が染み出ていました。加えてパッパルデッレ、むちっ+プリッが同居した食感も良かったです。前菜に次いで、やっぱりしっかり肉料理でした。
3)セコンド1&2:
アリスタ 豚のロースト
フェガテッリ 豚のレバー網脂包
しっかりした食感をもつ豚のローストは、しっかり香草の香りを纏っていました。フェガテッリはレバーを網脂でまとったトスカーナ料理。
てかっと肉光りする表面、ぷすっとナイフを入れると香草をまぶしたレバーが現れます。じゅわっと湧き出る脂網の旨味、臭みはないがしっかりコクのあるレバーと合わさってとても美味。
4)セコンド3:
鳩の赤ワイン煮込み
黒々とした骨付き肉の山、迫力のあるビジュアルです。でも残念ながら、ちょっと肉質がパサつぎ気味で旨味がちょっと抜けていた感じがします。もともと癖のあるお肉だったのか、かなりの香辛料とハーブ?を投入しており、バランスがちょっと悪かったかな。お店の苦労の後が伺えた一品でした。
5)セコンド4:
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ
勿論IGP認証を受けたキアニーナ牛を使っていないので、厳密な意味ではビステッカ・アッラ・フィオレンティーナとは言えませんが、日本で(かつ、この価格で)手に入れることの出来る牛肉を使って現地のそれを素晴らしい完成度で再現していると思います。
一キロは優に超える大きさ、ミディアムレアな焼き加減、赤身肉の旨さの再現具合は素晴らしいです。塩以外は何も要らない美味しさ、です。
これは、焼く前。
5)ドルチェ1:
カントゥチ
いや、これも美味しい。日本人向け?のためか柔らか目に作ってあって、少し甘目の味付けなのだけど、それがまた絶妙な感じで良い。りりた前のこの皿は、イタリア人の生産者の方がポリポリポリポリ果てしなく食べていて、他の人が食べる余地が無かったほど。お腹に余裕がありすぎたのか、美味しすぎたのかは謎。
6)ドルチェ2:
ブドウのスキアッチャータ
多分、普通のブドウパン。お肉の脂がついた口蓋をすっきりさせてくれました。
ブルネッロの生産者を交えてのディナーということで「ド・トスカーナ料理」でした。アンティパストから4種のセコンドまで、全てお肉の料理!という異例の構成でしたが、これこそこの「イル・カント・デル・マッジォ」さんの神髄なんでしょうね。
■オステリア・イル・カント・デル・マッジョ
■京都市中京区堺町通蛸薬師下ル菊屋町512-2
■075-211-7768
■11:30~14:30(ランチ営業は日曜と祝日のみです)
18:00~22:00(L.O.21:30) 木曜休日
■りりたLINK
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者を囲んでのトスカーナ郷土料理ディナーに参加してきました。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで知られるブドウ品種、サンジョベーゼ・グロッソに合わせた料理の品々となります。
1)アンティパスト:
脾臓のクロスティーノ
ポルペッテ・フリッテ
自家製生ハム
さぁ、肉の饗宴がスタートです。
2)セコンド:
パッパルデッレ、ウサギのスーゴで
3)セコンド1&2:
アリスタ 豚のロースト
フェガテッリ 豚のレバー網脂包
4)セコンド3:
鳩の赤ワイン煮込み
5)セコンド4:
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ
5)ドルチェ1:
カントゥチ
6)ドルチェ2:
ブドウのスキアッチャータ
■オステリア・イル・カント・デル・マッジョ
■京都市中京区堺町通蛸薬師下ル菊屋町512-2
■075-211-7768
■11:30~14:30(ランチ営業は日曜と祝日のみです)
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by ririta8500g
| 2014-09-19 01:01
| ごはんの時間~伊