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南森(なんもり)周辺での食べ歩き日記


by ririta8500g
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シングルモルト&ショコラ・セミナー@山崎蒸留所

本日の南森ぱとろ~るは、「シングルモルト&ショコラ・セミナー@山崎蒸留所」です。

シングルモルトとチョコレートのマリアージュ講座があるとのことで、山崎蒸留所に行って来ました。バレンタイン・デー前後の休日に40名と60名づつの募集だったのですが、殆どが満席。辛うじて残り2名の日に滑り込みました。

チョコレートは、パレド・オールのグランシェフ三枝俊介氏が「山崎」や「白州」とのマリアージュを考えて作られたものです。
シングルモルト&ショコラ・セミナー@山崎蒸留所_f0165303_030534.jpg
左上:マンダリーヌ、右上:ノワ・ド・ココ、左下:エビス、右下:ジャスミン

マリアージュは以下の4つ。
シングルモルト&ショコラ・セミナー@山崎蒸留所_f0165303_0312641.jpg

1)山崎10年=マンダリーヌ
ウィスキー自体にオレンジの風味が感じられ、チョコの中のマンダリンオレンジとの相性ぴったりでした。りりた♀のベストマリアージュ賞。
2)山崎12年=ノワ・ド・ココ
ココナッツ味のクリームガナッシュは、山崎12年のナッティーな感じがとても合ってました。りりた♂のベストマリアージュ賞。
3)山崎18年=エビス
エビス、丁子の様なカレー風味が少し強すぎたかな。山崎18年のレーズン感にあわせたチョコなぞどうでしょうか。
4)白州12年=ジャスミン
ジャスミンと白州のスモーキーさが合わされており、まずまずいい感じでした。

このあと、山崎12年を使った美味しいハイボールの造り方講座などもあり、とても楽しいセミナーでした。


■■■ 醸造過程(おまけ)■■■

1)仕込み
シングルモルト&ショコラ・セミナー@山崎蒸留所_f0165303_0325173.jpg
山崎の清水を暖め、砕いた麦芽と共にステンレスの仕込み槽へ。麦のでんぷん質が糖分に変化し、麦汁となります。

2)発酵
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麦汁は、4.5mもある木製の発酵槽に移され、酵母を加えます。温度管理せずに発酵を促し、約7%のアルコール分となります。

3)蒸留
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形や大きさの異なった6種類の蒸留器に二回かけて54度位?にまでアルコール分を上げていきます。出来上がったものは、ニューポットと呼ばれる。

4)熟成
シングルモルト&ショコラ・セミナー@山崎蒸留所_f0165303_0342724.jpg
様々な樽を使って熟成を行い、色合いと風味を付け加えていきます。

この後、ブレンドして一定の味わい、というかそれぞれの商品を作りこんでいくわけですね・・・・・。

■サントリー山崎醸造所
■大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
■075-962-1423(工場見学申し込み)
■http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/
by ririta8500g | 2011-02-20 00:37 | おちゃけの時間